お酢は便利で健康に良いといわれますが、どんな風に体に良いのでしょうか？どうしていいのかというのをしっかりと理解している人はそう多くないと思うので簡単に説明しようと思います。
酸っぱいものというのは酢酸です。たくさんの酸がある中で酸っぱさを感じるのは酢酸だけなのです。調味料のお酢は酢酸が主成分になります。この酢酸は食欲増進、脂肪燃焼、整腸作用など多くの効果があります。大きく整腸作用とまとめていますが、腸を活性化させ通じがよくなり、腸内環境を整えることで免疫力を向上させ、風邪の予防にもつながります。お酢だけで私たちにうれしい効果がこんなにあるのです。
柑橘類などに含まれる酸味のほとんどはクエン酸です。クエン酸だけであればすっぱさはありません。ですが、クエン酸は体にたまった疲れの原因である乳酸の代謝を良くし、分解してくれる私たちには必要な栄養です。スポーツのあとにはちみつれもんとクエン酸と糖を組み合わせたものは非常に効果があります。クエン酸で疲労回復しつつ、はちみつでエネルギーに変換するのです。スポーツをしている人にはかかせない食べ物といえます。梅には酢酸もクエン酸も含まれており、通販で人気の手軽なお酢飲料はスポーツのあとに飲むと非常に良いといわれています。